FaceBookやTwitterで活躍の@JR3BWFこて葉さんが使っていた、VCHアンテナを自分も使ってみたくてネットから情報を集めつつ、ちょうどヤフオクで出ていた特選 ハムのアンテナ製作集をゲットしたので、参考にしつつ作成しました。
上記記事の見本が以下で閲覧できます。
https://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/15/15631/15631_p96-97.pdf
他にもVCHアンテナで検索すれば製作記事がたくさん見つかります。
私はざっくり上エレメント1.5m、コイル下の中エレメント3.5m、地上エレメント5mで作りました。
EFHWの変形、コイル部が空中高くあって、電流腹より上でローディングするので損失が少ないとのこと。5.6mのロッドアンテナも先日購入して、ベースローディングアンテナを考えていたのですが、このJP6VCHさん考案、JF1RNRさん命名のVerticalCoil-Half wave antennaからVCH antenna いいですね。いつかコールサインが命名されるような物を作ってみたいです。
コイルボビンは、モノタロウのボトルに、自在ブッシュを張り付けて。
秋月電子で購入した、LCRメーターで測定。30Tで37μHでした。
ボトルの注ぎ口を竿の径に合わせてカット。コーン状なので切る位置で穴の径が変えられるのは便利。
とりあえず動作確認バージョンで、ワイヤーにBNCレセプタクル直付け。
給電部は、強制バランというか、W1JR巻きで同軸側にコモンモードが乗らないようにしました。
あとは上部エレメントの長さを変えて周波数調整
また、地上エレメントはその長さだけでなく、鉄柵、自転車を含めた金属製品との絡み具合で全然違います。 そこは設置場所の状況次第です。
FT-818NDの簡易SWR表示でバー4つ以下なら良しとしています。5Wですし。
運用しながら、チョイチョイ地上エレメントをいじっていると
バー1位まで良化することも多いです。
FT-991AMで50W入れるときはもう少しSWRに気を使います。
こちらの簡易SWR表示も見ますが、nanoVNAでSWR表示させてある程度
運用周波数に近づけてあとはアンテナチューナーで合わせ込みます。
実践投入。
7mの釣り竿の先端1本抜いて、使っています。針金で作ったピンを竿穴に挿してテグスで上エレメントを吊っています。固定が超楽です。
この竿で、給電部がだいたい地面から1.8mくらいの位置に来ます。
固定は、柵やベンチ、木の支柱などに括り付ける事が多いですが
三浦市の岩堂山の時は、何もなくて、レンタサイクルに括り付けて立てました。
電動アシスト自転車なので、ずっしりしていてステー線無しでバッチリ立ちました。
しかもこの三浦の時は、DX-WireのDX-mini 10mポールを立てました。(2mのコリニアですが)
50MHzのシングルデルタループセットより軽量(5mのカーボンポールの方が当然重い)でリュックでの移動には超楽々です。
今、こて葉さんは4m位の竿で運用されているそうで、それだとリュックに竿がスッポリ入ってしまいますね。 SW-3Bと組み合わせてロードバイクで移動も考えています。