この記事、UPしたつもりで放置していました。💦
アップいたします。
FT-DX10とFT-1000MP Mark-V用のAH-4コントローラーを作りました。
私はIC-7300とAH-4 チューナーを使っていましたが、無線機をFT-DX10に入れ替えるので引き続きAH-4を使い続けたいので、作成してみました。
AH-4自体はかなり簡単な処理で動きます。
4芯コード +12V、GND、KEY、STARTの4つになります。
STARTを1プッシュGNDに落とすとAH-4は動作開始します。
マッチングが取れるまで、動作中はKEYがGNDに落ちます。
マッチングが取れると KEYはOPEN状態となります。
① 動作中GNDのKEY端子を使って 動作ランプ点灯、キャリア送信コントロールする
② キャリア送信中は ALC(FT-DX10)コントロールして送信パワーを5Wに減力
FT-1000MPはリニア調整モードを持っているので、コマンドモードキー相当の
抵抗値を入れてあげます。
プッシュボタン上のロックSWは誤動作防止
右のSWはFT-DX10とFT-1000MPを選択
電源はFT-DX10から。
DC/DCでALCコンロールして5Wに落としてからオンディレイタイマ(ODT)で0.2秒後にTXリクエストを出してキャリアを送信してTUNE開始。
TUNEが取れたら自動復帰。
中身はDC/DCと2つのトランジスタを使ったシュミットトリガのオンディレイタイマー。TLP222Aフォトリレー×3で回路の電源とトランシーバーのTX ON/OFFを制御しています。
動作のおさらい
AH-4はSTART端子をGND落とすと動作開始してキャリアを受けてTUNEを取ります。
動作中GNDに落ちるKEY端子で回路の電源供給のTLP222Aを動かしてます。
TUNE取れるとKEY端子はオープン。DC/DCとODTの回路の電源をカットします。FT-DX10はDC/DCでALC電圧を作って5Wに落として
ODTで0.2秒遅れてTX リクエストをGNDに落とす事でキャリアを出します。
ODTを入れているのはDC/DCの電圧が安定するまで送信は待とう(50Wぶち込みたくない)という、さほど根拠はないですが安心のおまじない程度です。
FT-DX10は裏面のリニアアンプ用端子(10ピン)に接続します。
FT-1000MPはリニアチューン出力を10Wに設定しておいて、コマンドパッドFH-2の機能12相当(25.5KΩ)を入れる様にしています。
これでFT-1000MPはキャリアを送信します。
テストした結果、FT-DX10のODTは0.2から0.1秒程度にしないと
START後、すぐにキャリアが来ないとエラーとしてチューニングモードから
復帰してしまうので、少しづつタイミングを調整して動くようにしました。
0.3秒の定数だとダメでした。
その後1年!(記事を書いたのは2021年)毎日動作しています。