JQ1WYB 徒然 LOG帳

アマチュア無線局 JQ1WYBの無線ブログです

エレキー (K3NGキーヤー編)その3

前回作ったK3NGキーヤー2号機(Arduino Nano使用)に引き続き、5V出力のコンバータを積んで、3.7VのLiPoバッテリーで動く3号機を作ることにしました。
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正月3が日明けの秋月電子の営業開始で早速部品調達。そして部品レイアウトを考えます。DCDCコンバータは1cm×7.5mmとはいえ新たにスペースを食いますし、バッテリー用のPHコネクタも付けなくてはならないし、万が一LiPoバッテリーが死んだ時用にDCジャックも残したい。。。
いろいろ考えて、ブザーの音量調整の半固定抵抗を廃してSWで大/小/OFFとすることにしました。秋月電子にちっちゃいセンターOFF SWがあるのは知っていたので。
マルツキーヤーの基板の端モデルで使いましたし。30円。

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DCDCコンバータは立てても設置できるようL型のピンヘッダも付いてきていたので迷わず立たせました。
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立っている緑の基板がDCDCコンバータ


K3NGキーヤー2号機とI/0のポートは同じにしているので、
2号機からArduino Nanoを差し替えて動作確認。OK!
それから3号機のArduino Nanoにもスケッチを流し込んで2台とも動くようにしました。
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左が2号機、右が3号機。3号機では両面実装も考えて、45mm角のスルーホール基板にしましたが、それほど必要ではなかったです。音量のVRをトグルSWに替える事で実装密度が上げられました。DCジャック、3.5mmジャック共に1穴分外側に出ていますが。

メイン電源は白いPHコネクタに繋ぐLiPoバッテリー、赤いシーソーSWを経由してDCDCに入り、5V出力をショットキーDiで方向性付けて5V端子に入れています。
DCジャックは006P想定なので、VIN端子に入れています。DCジャックには電源SWを付けていませんが、LiPoバッテリーが切れた時の緊急用なので普段は使わないのでヨシとしています。


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Arduino Nanoのピンソケット下の実装。3.5mmジャックとトランジスタ、圧電SPなどを置いています。


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タクトSWも2号機までは長いのと短いのでしたが、中サイズも千石電商で買ってきて
ch1から順に長くしています。見ないで触ってもch番号が分かります。
まぁ、並び順で分かりますが。💦


f:id:Jq1Wyb:20210115003114j:image2021/1/6の世田谷区多摩川二子橋公園から実戦参加。
006Pは電源の袋にPDモバイルバッテリーと一緒に予備で入れていますが
CW用品のケースからは追い出せました。
元々写真のように右側がパドル、左側に電源とリグ向けのジャックを付けていましたが
LiPoバッテリーで電源ジャックを使わないのであれば、1号機と同様パドルとリグ向けジャックを左に寄せて、普段使わないDCジャックは右のArduino Nanoの下に入れれば
接続コードの取り回しがすっきりするなと思い始めました。
4号機を作るまではモチベーションが高まっていませんが。
2号機がホーム用となりました。1号機は引退。

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右から、K3NGキーヤー1,2,3号機基板とアクリル板の間の隙間に1,3号機はLiPoバッテリーを入れられるようにしています。滑り止めシートを挟んで止めてます。

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マルツキーヤー(JA1HHFキーヤー)とK3NGキーヤー 左下のマルツ省サイズ版は
PICも死んだので部品取って廃棄予定。K3NGキーヤー1号機も記念に残していますが
退役済みで何かの用途があれば部品取り予定。

K3NGキーヤーはI2C接続でディスプレーも付けられるので、4号機はホーム用の
デラックス機にしようと思っています。部品も全て購入済みですが、2号機があれば事足りているので、どうもモチベーションが上がらず。

K3NGキーヤーの記事はとりあえず収容。4号機を作ったらその4を書きます。